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涼風

この一週間、パワハラ上司が留守のため小生の精神衛生はやや恢復。しかしこのまま死んじまえ気分。
さて。夕刻、仕事を早めに抜け出して上野の鈴本へ。
切符を買っているとちょうど白酒が楽屋入りするところ。
市馬『薮医者(?)』をサックリと。仲入りの白酒『錦の袈裟』は女郎が最後にしか出てこないおもしろい廓噺。爆笑。
お目当ての真打雲助『お初徳兵衛』はちょっと珍しい人情噺。『船徳』のもとの噺だそうですが、まったく別物ですね。
あらすじはまったくのありきたりな男女のなりゆきなのだけれど、演者がイイと大川を行き交う船の揺らぎや、川風の涼しさ、川岸から聞こえる花街のざわめきまでが感じられて、さすが。
淡彩で描かれた夏の情景を反芻しながら、バイクで清洲橋を渡って深川に入った途端。ス〜ッとカラダの中を涼しいものが通り抜けていきました。

suavemelodia.jpg


CDは来る日も来る日も新しいものを聴いてはいるのですが・・・。いいものばかりで。
そんななか、心に涼風を吹き込んでくれる一枚。
La Suave Melodiaは小生大好きな曲なのだけれど、そんな初期バロックの撥弦楽器三丁の合奏いろいろ。マッシモ・ロナルディはルネッサンス・ギターの音盤でも小生を虜にしてくれていました。

『Andrea Falconieri: La Suave Melodia』stradivarius/STR33781

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